1900年創業の老舗農園 - 六車農園-

■News■

◆2021年9月15日   -新製品発売のお知らせ-

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、六車農園株式会社は新製品を発売致します。

コロナ禍による生活様式の変化により、外出自粛、テレワークの浸透など、おうちで過ごす日々が定着しました。

弊社が製造・販売する製品が家族で食卓を囲む生活の中で、充実したおうちごはんの一端を担えれば幸いです。

こちらの製品は水筒にティーバッグを入れてお湯(または水)を注ぐだけで手間が掛からず、お財布にも優しく、ペットボトルでは味わえない美味しい緑茶・ほうじ茶が作れます。

ホットでもアイスでも季節に合った飲み方で、お召し上がりください。

JGAP認証の自社茶園にて栽培した茶葉を自社工場にて加工した宮崎県川南町産の製品です。

是非、一度ご賞味下さいませ。

【商品紹介ページへ】

 

2020年12月26日   -2020~2021年末年始休暇のお知らせ-

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

六車農園 株式会社の年末年始の休業は、下記のとおりとさせていただきます。
皆様には、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

年末年始の休業期間

2020年12月28日(月)~2021年1月4日(月)

 

※2021年1月5日(火)より通常業務を再開いたします。

 

六車農園株式会社 白菜

■会社概要■

会社名 六車農園株式会社
代表者

代表取締役 六車 政廣

所在地

宮崎県児湯郡川南町大字川南13220-3

TEL

0983-27-5888

従業員

40名

1900年 創業
2009年 六車農園株式会社 設立
2012年 JGAP認証取得 (緑茶)
2013年 JGAP認証取得(大麦若葉)
2014年 6次産業化認定
2015年

大麦、碾茶、工場新設

ティーバッグ製造ライン導入

2017年

茶加工設備のJGAP追加認証取得

(仕上加工設備・ティーバッグ設備)

2019年

紫蘇加工施設新設

六車農園株式会社

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■六車農園の歩み■

宮崎県川南町で農業・製造業を営む六車農園は1900年創業今年で121年目を数える老舗の農園です。

 

宮崎県川南町は青森県十和田市・福島県矢吹町と並び、戦後の大規模国営開拓事業がさまざまな技術的困難を乗り越えて成功した「日本三大開拓地」のひとつです。

 

明治23年(1890年)の11月、創業者の六車政吉は次男であることから香川県から川南町へ移住しました。

 

かつて、農家の相続は長男が行うのが一般的であり、次男以下は奉公に出るか婿養子に入るしか生きていく術はなかったのです。

 

当時の川南町は開墾が進んでおらず、あたり一面が大草原で畑は無く、鍬(くわ)ひとつで開墾したといいます。

 

1900年の創業時はさつまいも・養蚕・蕎麦・セイヨウアブラナを生産していました。

 

二代目である六車綱吉の時代からお茶の生産を始め、アジア初のオリンピックとなる東京オリンピックが日本で開催された昭和39年にはお茶の生産を専業にしました。

 

四代目である六車政廣により法人化し、大麦若葉・白菜・紫蘇の生産をスタート。

 

茶・大麦若葉・白菜・紫蘇の生産部門、荒茶製造部門・仕上茶加工部門でJGAPを取得しています。

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『自然の恵み』の上に成り立つ企業として、安心・安全に基づいたもの作りの構築

尾鈴山の麓に広がる自然の恵みを授かり、守り・育み・還す「良質の農業」を通して常に新しい価値を見出し、安心で健やかな生活の充実に貢献します。

 

六車農園株式会社は栽培から加工までの全工程で食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられるJGAP認証を取得。

 

約110haの大規模農場による栽培コスト抑制と安定した生産量、地域畜産農家との連携により循環型省資源化による環境への配慮、栽培から加工までの全工程を自社で一括管理することにより鮮度維持・コスト削減・品質と量の安定を図っています。

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■事業内容■

■お茶の栽培・加工(荒茶)・ティーバッグ商品の製造販売■

六車農園の圃場 一番茶の摘採風景

100年以上の歴史を持つ当社は、安心・安全なものづくりを徹底しております。

 

1900年の創業より基幹事業としてお茶の栽培・加工を手掛けてきました。

 

約31haの茶畑には、さえみどり・あさつゆ・やぶきた・ゆたかみどり等の十数種類の品種が栽培されており、気候・土壌に恵まれた環境で年間約60万トンの茶葉を収穫しております。

 

2016年よりティーバッグ商品の製造販売を開始しました。

 

良質な茶葉を深蒸製法で加工した緑茶は美しい翠色と自然の甘味が特徴で、お客様から高い評価を頂いております。

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六車農園 製茶工場内の様子
お茶 ティーバッグ
六車農園株式会社 ティーバッグ商品

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■大麦若葉の栽培・加工(青汁原料)■

六車農園株式会社 茶園 風景

「青汁」の原料としても使用される大麦若葉の栽培を行い、乾燥加工を行っております。

 

収穫したその日に自社加工場へ搬入され、乾燥加工をするため、収穫後の品質劣化を防ぎ鮮度の良い状態となるように取り組んでいます。

 

約108haの耕作地に大型農業機械を投入し、より効率的な農業経営の実現に取り組んでおります。

六車農園株式会社 大麦若葉

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■赤紫蘇の栽培・加工(ゆかり原料)■

六車農園株式会社 赤紫蘇園 摘採風景
六車農園株式会社 赤紫蘇の加工

大規模で生産することにより、栽培コストを抑制し、安定した生産量を確保しています。

 

「ゆかり」の原料として使用される赤紫蘇の栽培・加工を行っております。

 

約35haの農地に作付けを行い、年間約600tの塩蔵加工を行っています。ふりかけなどの加工食品や漬物の原料として出荷しております。

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■白菜の栽培(キムチ原料)■

六車農園株式会社 白菜の出荷 風景

地域農家と連携し、省資源化による環境への配慮をしております。

 

「キムチ」の原料として使用される白菜の栽培・加工を行っております。

 

約70haの農地に作付けを行い、青果として市場への出荷のほか、漬物等の加工食品用原材料としても出荷しております。

栽培から加工まで。JGAP認証を取得し、安心安全な製品を提供致します

六車農園株式会社 JGAP認証農場のマーク

 2012年に緑茶でJGAP認証を取得したことを皮切りに、今では全部門でJGAP認証を取得。

 

伝統とJGAPに基づいた食の安全と省資源化による環境保全に取り組む農場として日々生産に携わっております。

 

 広大な大規模農場では、お茶、白菜、紫蘇、大麦若葉(青汁の原料)を生産し、生産から加工まで徹底した品質管理を行なっております。 

 

2016年よりティーバッグ商品の販売もスタートし、女性を中心に数多くのお客様にご愛用いただいております。

■お茶づくりへのこだわり■

1,お茶の種類

お茶と一概に言いましても、現代にはたくさんの種類のお茶があります。

 

大きく分けると、緑茶・ウーロン茶・紅茶の三種類で茶葉を全く発酵させないで加工したものが緑茶。

 

ある程度発酵させて加工したものが烏龍茶、完全に発酵させて加工したものが紅茶です。

 

意外と知られていませんが、すべて同じ茶の樹から作られています。

お茶の葉

日本茶の品種

◇ 品種による品質の違い

日本で栽培されるお茶の種類は約60種類あり、それぞれに特徴があります。

 

 

六車農園で栽培されている品種には、

 

1.早生種(収穫が早い)

  • さえみどり
  • ゆたかみどり
  • やえほ

 

2.中生種

  • やぶきた
  • あさつゆ
  • やまなみ
  • やまかい

 

3.晩生種(収穫が遅い)

  • かなやみどり
  • こまかげ

 

このような品種のお茶が栽培されています。

 

 

品種の特徴としては、

■早生種(収穫が早い)

品種 さえみどり ゆたかみどり やえほ
主用途 煎茶 煎茶 煎茶
耐寒性 × ×
耐病性
収量
水色
◎(甘味)
香り

中生種

品種 やぶきた あさつゆ やまなみ やまかい
主用途 煎茶 煎茶 釜炒・煎茶 煎茶・玉露
耐寒性 ×

耐病性
収量
水色
○(バランス) ◎(甘味) ○(甘味)
香り

晩生種(収穫が遅い)

品種 かなやみどり こまかげ
主用途 煎茶 煎茶・碾茶
耐寒性
耐病性
収量
水色 ×
△(渋み)
香り

品種によって、用途や耐寒・耐病性、収量、水色、味、香りに違いがあります。

 

ついでに言うと、日本で栽培されているお茶の面積は、「やぶきた」という品種が全体の70%以上占めている状態です。

品種名 茶園面積(ha) 割合(%)
やぶきた

33061.5

74.7
ゆたかみどり

2553.7

5.8
おくみどり 1014.9 2.3
さえみどり 1133.5 2.6
かなやみどり 553.6 1.3
さやまかおり 724.4 1.6
あさつゆ 519.9 1.2
在来品種 925.0 2.1
 その他 3801.3 8.6

日本で栽培されているお茶の面積

その中で、六車農園株式会社では全国で約2.5%ほどの面積しかないさえみどりという品種に力を入れて、緑色が深くほんのり甘い味わい深いお茶を作っているのです。

■緑茶の種類

緑茶は栽培方法や収穫時期、製造方法によりさらに細かく分類され、煎茶・浅蒸し煎茶・深蒸し煎茶・特蒸し煎茶・かぶせ茶・玉露・番茶・ほうじ茶・玄米茶などに呼び名が変化していきます。

 

 有名どころでは、

  1. 煎茶
  2. 深蒸煎茶
  3. 釜炒り茶
  4. かぶせ茶
  5. 玉露
  6. 碾茶
  7. 抹茶

 などのお茶の種類があります。

 

 

少しだけ詳しく話しますと、

煎茶とは

・最も代表的なお茶

・収穫した茶葉を蒸して揉んで製造したお茶

 

深蒸煎茶とは

・通常の煎茶よりも2倍の蒸し時間で製造したお茶

・渋みが少なく、緑色の水色が濃く出る

 

釜炒り茶とは

・収穫した茶葉を蒸さずに釜で炒って製造したお茶

・クリアな黄色い水色と香ばしい香りが特徴

 

かぶせ茶とは

・収穫前、1週間から10日程度被覆栽培したお茶

・緑色の水色が濃くなり、渋みが少なく旨味が多い

 

玉露とは

・収穫前、20日程被覆栽培したお茶

・渋みが少なく、凝縮した旨味と香りが特徴

 

碾茶とは

・約14日間程被覆栽培を行い、揉まずに製造したお茶

・抹茶の原料

 

抹茶とは

・碾茶を石臼または微粉砕機で挽いて粉末にしたお茶

・茶道だけでなく菓子等の原料

 

ざっくりというと、こんな感じになります。

 

 

また、使用原料や二次加工による種類のお茶には、

  • 茎茶
  • 芽茶
  • 粉茶
  • ほうじ茶
  • 玄米茶
  • 番茶

 

こちらも少しだけ詳しく話しますと、

茎茶とは

・新芽の茎だけを選別して作ったお茶

・水色は薄いが、爽やかで渋みの少ない味

 

芽茶とは

・芽の先の細かい部分を選別して作ったお茶

・旨味が多く、味が濃い

 

粉茶とは

・製造過程で篩にかけて選別したお茶の粉

・水色が鮮やかで味が濃い

 

ほうじ茶とは

・煎茶、番茶、茎茶を強火で炒ったお茶

・香ばしい香りとすっきりした味が特徴

 

玄米茶とは

・番茶や煎茶に炒った玄米を混ぜたもの

・香ばしい香りとさっぱりした味わい

 

番茶とは

秋に収穫したお茶(秋冬番茶)や一番茶と二番茶の合間に伸びた部分を収穫したもの(刈番茶)等

 

「ほうじ茶」や「玄米茶」は、お茶の保管技術がない時代、古くなり、味や香りの品質が低下したお茶を飲めるようにするために生まれました。

 

弊社では、かぶせ茶・深蒸し煎茶・ほうじ茶を製造していますが、すべての製品で深蒸し製法を取り入れています。

2,深蒸し茶の特徴

 深蒸し茶の発祥は静岡県の茶農家により、蒸し時間を長くして渋みを抑えた深蒸し茶が作られたといわれています。

 

しかし、深蒸製法の確立には諸説があり歴史的文献がないため、明確な発祥地の特定には至っていません。

一番茶 お茶の葉

 宮崎県川南町は、そもそも開拓の町。

 

戦後、全国から農業を志す人々が集まり、「川南合衆国」という言葉が生まれるほど、開拓者スピリットが強い町です。

 

日照時間が長く、気温が高いため栽培した茶葉がとても肉厚になります。

 

六車農園株式会社では、このような理由から従来の製法では青臭さが残り、旨みの抽出も少なくなることを考慮して深蒸し製法を取り入れています。

 一般的に深蒸し煎茶として作られるお茶は、普通煎茶よりも蒸し時間を2倍から3倍ほど長くしたものが主流です。

 

普通煎茶の蒸し時間は約30~40秒で深蒸し煎茶は約60~80秒となります。

 

 弊社は深蒸しで仕上げていますが、蒸し時間は特蒸し茶に近く、約120秒の蒸し時間で仕上げています。

深蒸し 煎茶

約120秒の蒸し時間で仕上げた茶葉は豊富にカテキンを含んでいて、より深く蒸すことによりカテキンの渋みが激減され、濃厚で甘くもコクのある深い味わいになります。

3,お茶の蒸し具合による味・香り・水色の違い

深く蒸すことによって生まれるメリットとデメリットを表にまとめてみました。

蒸し具合 表

 上記の表より、茶葉の蒸し時間とお茶を淹れた時の仕上がりの違いがよくわかります。

 

弊社の製法のこだわりとして約120秒の蒸し工程があります。

 

普通蒸しの煎茶や一般的な深蒸し茶と比べても香りは少ないですが、味はまろやかでコクがあり渋みも非常に少ない仕上がりになっています。

4,深蒸し茶の健康効能

お茶の世界で最も有名な健康効能成分であるカテキンはポリフェノールの一種で、お茶にはエピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートなどといった種類が含まれています。

 

抗ガン作用やコレステロールの抑制効果、抗酸化作用や体脂肪の低下などの効果がありますが、茶葉を深く蒸すことにより茶葉の組織がほぐれ、カテキン類はもちろん、ビタミンC、お湯や水に溶けにくい食物繊維やミネラルなどの成分も、より多く摂取することができるのです。

5,深蒸し茶のおいしい淹れかた

六車農園 一番茶 深蒸し煎茶 水色

●用意するもの●

深蒸し煎茶の茶葉、急須、人数分の湯呑み、沸騰させたお湯

①沸騰したお湯を人数分の湯呑みに注ぎ、お湯を冷まします。

  (深蒸し茶は70度~80度が適温)

②急須に茶葉を入れます。ひとりあたり、3グラム程度が適量です。

③湯呑みのお湯を急須に注ぎます。お茶の葉が開くまで、1分程度待ちます。

④お茶を回し注ぎます。


6,おすすめの深蒸し煎茶

彩翠 深蒸煎茶 100g (赤)

7,かぶせ茶の生産にこだわる六車農園株式会社

六車農園株式会社では、茶葉の摘採前にバロンと呼ばれる布を茶畑にかぶせて日光を遮る栽培方法を取り入れております。

六車農園株式会社 一番茶の摘採前にバロンを被覆

バロンは寒冷紗(かんれいしゃ)とも呼ばれています。

 

光をふさがれたお茶の葉は、太陽の光を受けてデンプンや酸素を作り成長しようと必死に光合成をして葉緑素(クロロフィル)を作り出していきます。

 

このような栽培方法で作られたお茶をかぶせ茶と呼びます。

 

高級煎茶で有名な玉露(ぎょくろ)や高級抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)も、このような栽培方法で作られています。

碾茶(てんちゃ)→ 抹茶(まっちゃ)の原料となるお茶です。

 

 

日光を遮る期間の長さや製造過程の違いから

  • 玉露(ぎょくろ)
  • かぶせ茶
  • 碾茶(てんちゃ)

と分類することができます。

 

 

一般的な「かぶせ茶」の日光を遮る期間は地域や茶園によって違いがありますが、おおむね1週間~10日前後です。

 

日光を遮る期間を長めにするほど、玉露(20日前後)に近い、甘みやうまみを楽しめる品質のお茶になります。

 

 

日光を遮ることで茶葉に与える影響としては、バロン、又は寒冷紗(かんれいしゃ)と呼ばれる布をかぶせることにより約70%の日光が遮られた状態でお茶の葉が光合成をするために少ない光を効率よく吸収しなければなりません。

 

そのためにお茶の葉の中に、より多くの葉緑素を作り出していくというわけです。もちろん、葉緑素の中にも多くの甘味成分やうま味成分があります。

 

 

しかし、日光を遮る栽培方法を行うことで

  • 茶の樹に負担がかかる
  • 収穫できる量が減少する
  • 生育が遅くなる

など栽培に関する問題点があるのも確かです。

 

 

しかし、このようなデメリットも持ちつつも六車農園株式会社が「かぶせ茶」にこだわり、「かぶせ茶」を生産するのは、

 

  1. 茶葉にあるテアニンがカテキンに変化しにくくなる
  2. 旨味や甘みのほうが強い
  3. 適度に渋味や苦味が抑えられたお茶になる

テアニン → お茶の旨味をもたらす成分

カテキン → お茶の苦味や渋味をもたらす成分

テアニンがカテキンに変化しにくいということは、旨味や甘みが強く、渋味や苦味が抑えられたお茶になるということ。

 

 

このように消費者の立場からみると、デメリットよりもメリットのほうが多くなります。

 

かぶせ茶には、美味しさと、それだけの魅力があるのです。

 

六車農園株式会社では、美味しいお茶づくりに日々邁進しています。